バロック時代の代表的な作曲家バッハの鍵盤楽器ついてご紹介します。
バッハの生きた時代はバロック音楽の時代

劇音楽が誕生した1600年から、大バッハ(J. S. バッハ)の死んだ1750年までの約150年間をバロック音楽の時代とよびます。
政治的には絶対主義の時代です。
フランスでは、この時期3代の君主(ルイ13世~15世)が立ち
とくにルイ14世時代には、豪華絢爛なフランスの文化が栄えた時代です。
「バロック」とはそもそも17世紀から18世紀中頃までの約150年、ヨーロッパに急速に広がった
文化、芸術の様式のことを指します。
フランスではヴェルサイユ宮殿、イタリアではミケランジェリや、レオナルド・ダ・ヴィンチも有名ですね。
そしてバッハはバロック音楽最後のドイツの大作曲家です。
バッハの時代の鍵盤楽器

では、バッハの生きた時代にはどのような鍵盤楽器があったのでしょう?
バッハの時代の鍵盤楽器はオルガンとチェンバロです。
オルガンはパイプに風をおくることによって音が出る鍵盤楽器で、原型は紀元前からあり、
文化や科学などの発展と共に現在も進化し続けている管楽器です。
チェンバロは「プサルテリウム」という小さな箱に張って有る数本の弦をはじいて演奏する楽器
が原型です。そこに鍵盤がとりつけられやがて足が着き15世紀くらいに確率された弦楽器です。
このチェンバロが改良され現在のピアノに発展します。
次回はバッハの鍵盤楽器のための曲をご紹介します。
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